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次のオリンピックはロシアソチ。リンゼイ・ボン(USA)2014年冬季五輪狙い、キリアン・アルブレヒトとアンニャ・パーション引退へ
今日でバンクーバーオリンピックが閉会式を迎え、2週間の戦いが終わります。そんな中怪我をしつつも強行出場したアメリカのリンゼイ・ボン(USA)が次のオリンピックである2014年ロシアソチオリンピックを目指すことを宣言しました。
参照:Her Games at an End, Vonn Looks Ahead to ’14
また今大会であるバンクーバー五輪を最後に引退を表明していた選手もおり、キリアン・アルブレヒト(ブルガリア)とアンニャ・パーション(SWE)は最後のオリンピックとなりました。
キリアン・アルブレヒトは元々オーストリアの選手ですが、後にブルガリアに国籍を変え、試行錯誤しながらワールドカップを戦ってきました。パーションもイビツァ・コステリッチの妹、ヤニツァ・コステリッチと共に女子ワールドカップの一時代を築き女子総合優勝争いをしてきたW杯を代表するスキー選手でした。
オリンピックという大きな舞台が終わり、今季はまだまだ引退する選手が出てくるかとは思いますが、怪我でバンクーバー五輪に出れなかった選手も多数いるので、次のオリンピックである2014年冬季五輪ロシアソチオリンピックは欠場した選手達も出てよりレベルの高いレースをして欲しいなと思います。
なお、すでに激安スポーツ用品通販店では2014年冬季オリンピック、2018年以降の冬季オリンピックの速報もやっているので、興味のある方は下記もご覧ください。
参照:オリンピック速報
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2010年3月1日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:バンクーバーオリンピックアルペンスキー速報
佐々木明18位、皆川賢太郎1本目途中棄権。現役引退か?優勝はジュリアーノ・ラッツォーリ(ITA)|バンクーバーオリンピック男子回転
バンクーバーオリンピック男子回転が先ほど終了し、多くの人がテレビで見たと思いますが、日本勢は佐々木明選手が18位、皆川賢太郎選手は1本目途中棄権という結果に終わりました。
優勝はイタリアのジュリアーノ・ラッツォーリ(ITA)で1分39秒32。2位にイビツァ・コステリッチ(CRO)、3位にアンドレ・マイヤー(SWE)という結果になり、結果として男子オーストリアスキーチームがオリンピックで1つもメダルを取れないという結末でした。この記録は開会宣言をヒトラーが行ったナチス・ドイツ時代の1936年ドイツ・ガルミッシュパルテンキルヘンオリンピック以来のワースト記録です。ベンジャミン・ライヒはインタビューで
“We are very successful in the World Cup, but not at this Olympics. It’s hard to say why, I can’t say.”
我々はワールドカップでは成功しているが、なぜかオリンピックは駄目だった。その理由は私には説明することができない。
と海外メディアに語っておりオーストリアチームは原因不明の結果に頭を抱えています。
よく考えられるのは「オーストリアチーム潰しのためのポールセッティング」などアウェイならではのセッティングがあり、日本チームもトリノ五輪活躍後見事に締め出されましたが、ライバルである「北米の洗礼」も原因の1つに挙げられるかもしれません。ただ個人的な感想を言えば他のヨーロッパ勢は上位に入っているため、単純に
・技術的なミス
または
・オリンピックの重圧
に負けたのではないかと思っています。それは男子回転で4位に入ったライヒの滑りからも見て取れます。
オーストリア勢で唯一上位に入ったベンジャミン・ライヒ(AUT)ですが、2本目は上下運動が目立ち、力が頭から抜けてスキーの推進力が他の選手より明らかに足りなかったのが印象的でした。正確な滑りは相変わらず顕在ですが、2本目は逆に守りすぎた感じもあります。
オーストリアチームは「基本」を重視するチームですが、今大会のように緩斜面が多いコースは逆に攻めるべきで、腰を一旦元の位置に戻す上下運動がある分、1ターンごとに遅れていくというリスクが伴います。コースが荒れることを想定していたのか、ライヒは正確性がありましたが、腰の位置を意識しすぎたのか結果的に頭から力が抜け、それが逆にスピードを殺す結果となったようにも見えます。
皆川賢太郎選手はカナダに来てから課題である「完走率」を高める練習をしてきたということを言っていましたが、気負いすぎたのか途中棄権という結果でした。
そして日本の佐々木選手ですが、過去のオリンピックはすべて途中棄権でしたが、今シーズンはワールドカップでも完走率が高く、本来の力が戻ってきている様子でした。短いエッヂングで振り子のような動きで他の選手より少しラインが下になることにより片足通過反則の確率はほとんど無いという佐々木選手のDVDのコメント通りの滑りが戻ってきているといった感じです。
スラローム(回転)はオーストリアチームのように上から巻いて入るのが一般的で日本のコーチ達もこれを基本に学生などに教えますが、この滑りの問題点は
1.ポールに入るまで待ってしまう時間ができる場合がある
2.上から攻める分、ポールをまたぐ確率が増える
という問題があります。そこで佐々木明選手はカービングスキー時代到来のとき、滑り方とライン取りを変え、他の選手より短いエッヂとラインを下にするという従来のアルペンスキー業界では考えられないスキーテクニックで2003年のスイス・ウェンゲンでW杯2位を取りました。
しかし、佐々木選手が活躍しだしたときから他国の選手も日本人選手を研究しだし、「短いエッジングでターン」というのが主流になり、トリノオリンピック以降、日本人選手が2009年まで上位に食い込めないという時期がありました。2007年にポールセットの基準も変わったというのもあるでしょう。
今もトップと2秒くらい開いていますが、コース状況によってはまた上位に食い込める回数が今後増えていくような感じです。皆川賢太郎選手の今後も気になりますが、まだ皆川選手はW杯の表彰台を経験していません。オリンピック期間中にまた皆川選手の引退という報道がありましたが、年齢的実績的にもまだW杯で戦えますから表彰台を経験してからでも遅くはないですし、何よりも亡き父との約束である「メダル」、そして「世界一」を取って欲しいと思います。
(皆川選手本人は当初オリンピック前に引退報道を否定していましたが、共同通信社はまた引退報道になっています。ネットで「皆川 現役最後」と検索すると出てきます)
アルペンスキーワールドカップは3月4日からノルウェー、クビットフィエルから再開され、男子回転は3月9日からのドイツ・ガルミッシュ・パルテンキルヘンの最終戦のみとなります。皆川賢太郎選手は最終戦への切符を手にできなかったため今シーズンはこれで終了になりますが、バンクーバー五輪に出場できなかった今季日本人選手W杯最高位8位を記録した湯浅直樹選手と佐々木選手の2名が出ます。
湯浅選手には最終戦で暴れて欲しいなと思います。以下はバンクーバー五輪男子回転リザルト。
1 RAZZOLI Giuliano ITA 47.79 51.53 1:39.32
2 KOSTELIC Ivica CRO 48.37 51.11 1:39.48
3 MYHRER Andre SWE 49.03 50.73 1:39.76
4 RAICH Benjamin AUT 48.33 51.48 1:39.81
5 HIRSCHER Marcel AUT 48.92 51.28 1:40.20
6 VALENCIC Mitja SLO 48.22 52.13 1:40.35
7 MOELGG Manfred ITA 48.64 51.81 1:40.45
8 COUSINEAU Julien CAN 49.59 51.07 1:40.66
9 LIZEROUX Julien FRA 48.82 51.90 1:40.72
10 HERBST Reinfried AUT 49.23 51.55 1:40.78
11 BANK Ondrej CZE 48.69 52.12 1:40.81
12 ZURBRIGGEN Silvan SUI 48.78 52.05 1:40.83
13 JANYK Michael CAN 49.18 51.91 1:41.09
14 HARGIN Mattias SWE 49.27 51.98 1:41.25
15 GINI Marc SUI 49.94 51.41 1:41.35
16 TISSOT Maxime FRA 49.52 52.02 1:41.54
17 JANSRUD Kjetil NOR 49.54 52.03 1:41.57
18 SASAKI Akira JPN 49.41 52.35 1:41.76
19 ZRNCIC-DIM Natko CRO 50.01 51.98 1:41.99
20 ALBRECHT Kilian BUL 50.08 52.28 1:42.36
21 MERMILLOD BLONDIN Thomas FRA 49.90 52.58 1:42.48
22 BYGGMARK Jens SWE 50.50 52.03 1:42.53
23 HOROSHILOV Alexandr RUS 50.50 52.32 1:42.82
24 KASPER Nolan USA 50.66 52.51 1:43.17
25 GEORGIEV Stefan BUL 50.86 53.06 1:43.92
26 SIMARI BIRKNER Cristian Javier ARG 51.35 53.37 1:44.72
27 RYDING David GBR 51.58 53.55 1:45.13
28 ROUX Christophe MDA 51.90 53.85 1:45.75
29 NOBLE Andrew GBR 51.55 54.58 1:46.13
30 BABUSIAK Jaroslav SVK 52.10 54.76 1:46.86
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2010年2月28日 | コメント/トラックバック(0) |
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