2014年冬季五輪プロモーションレースと同種目をW杯でテストする国際スキー連盟の狙い
2010.3.6
オリンピック速報でもお伝えしてきていますが、2014年ソチオリンピックのプロモーションレース「アルペンスキーチャンピオンズカップ」のパラレルGSと同じ種目を3月14日に行われるFISアルペンスキーワールドカップの国別団体戦(最終日)でパラレルGSを開催するということを発表しました。
元々国別対抗戦は2005年から採用されましたが、そのときは滑降とスラロームの2種目だったのですが、3月14日にドイツのガルミッシュパルテンキルヘンで行われるパラレルGSは新種目となります。来年の2011年アルペンスキー世界選手権がガルミッシュ・パルテンキルヘンということもあってプレ大会なのですが、なぜアルペンスキーチャンピオンズカップと同じレースにするのか気になります。
やはり2014年ソチオリンピックは冬季五輪の常識を覆す大会になるか
このオリンピック速報でも国際スキー連盟、モスクワ市内中心部で2014年ソチオリンピックをPR。新種目の可能性というニュースを動画付きで取り上げましたが、どうもワールドカップでもパラレル大回転を採用するということは、2014年ソチオリンピックでも採用するのではないかと見ています。ワールドカップでテストし、世界選手権会場で採用するのでおそらく2011年アルペンスキー世界選手権でも採用され、そして2014年ソチオリンピックで
街のど真ん中でアルペンスキーが行われる
という常識を覆したレースを国際スキー連盟は考えているのではないかと思います。
通常、オリンピックに採用されるためには
1.ワールドカップでテスト
2.世界選手権でテスト
という段階を踏むのが一般的で女子ジャンプも2番まで来てバンクーバーオリンピックでは採用されなかったのは記憶に新しいです。おそらく国際スキー連盟の狙いは
アルペンスキーをサッカーのようにメジャーにする
という思い切った戦略を考えているのではないかと思います。今後、上記動画のアルペンスキーチャンピオンズカップはロンドンとパリで開催される企画も浮上していますので、東京のど真ん中で行われる可能性も十分にあるでしょう。
2014年ソチオリンピックはアルペンスキー種目にとって歴史的に大きく変わる可能性があります。