ナスターレースの選手が2014ソチオリンピックに出る日。世界のナショナルスキーチーム事情とSAJの今後の動きを予想
2014年ソチオリンピックに向けて来年のワールドカップからも本格的にデュアルスラローム(パラレルGS)が本格導入されますが、すでに世界各国はこの新種目で世界No.1を目指そうという動きが活発化しており、選手育成・大会運営も出てきています。
7月24日にはイギリスアルペンスキー選手権主催のデュアルスラロームのレースが母国イングランドで開催され、屋内スキー場ですが約100人の選手が出場しました。
優勝は面白いことにスラローマーでもGSスペシャリストでもなく、デュアルスラローム専門のチームが上位3位を占める結果となり、デュアルスラロームのトレーニングを集中して行った選手が上位に来る結果となりました。この流れから回転、大回転、スーパー大回転、滑降に続き新たなカテゴリーである「デュアルスラローム」が今後の日本の選手育成の必須課題になってくるのではないかと思われます。また、ポールセッターも新たにデュアルスラロームのセッティングができる人も必要になってくるでしょう。
日本ではナスターレースがかなり前からありますが、ポールインターバルもこのナスターレースくらいになり、スラロームとGSの中間の技術が必要になってきます。なのでナスターレース上位経験者はオリンピックのチャンスが今後出てくるのはほぼ確実になってくるのではないかと思われます。あとは全日本スキー連盟(SAJ)の動き次第という感じでしょうか。(予算の問題も絡んでくるので)
日本の問題点は世界にいつも遅れて動くという点です。まだ世界の指導者達はこの種目の経験がなく、データもないので、今から取り入れたほうがオリンピックでメダルを獲得する種目になるのではないかと思います。(スキークロスワールドカップの滝沢選手が初代チャンピオンになったように)SAJがいち早くこの種目に注目し動き出せば
アルペンでメダルを獲得する
ということが4年後に実現できるのではないかと思うのです。それだけまだ世界との差は僅差の種目ですから、個人的にはSAJにいち早く動いてもらいたいと願っています。(アルペンスキー人気復興のためにも)
まだ新しい種目なので今までアルペンからフリースタイルに転向した選手も再びアルペンに帰ってくることも予想されますし、逆に今まで技術系だった選手がこの種目にトライし新たな境地を目指す人も出てくるかもしれません。(佐々木明選手あたりはこの種目に出そうな気がしますが・・・)
何はともあれ、まだ日本では動きの無いデュアルスラロームという種目。ナスターレース経験者が全日本ナショナルスキーチームの強化指定選手になる日もそう遠くはないかと思います。
イギリス大会の様子→http://www.skiclub.co.uk/skiclub/news/story.aspx?intStoryID=7565
FISワールドカップスキー2010-2011アルペンスキーチャンピオンズカップ日程
予選:オーストリア・セルデンGS開幕戦前
決勝:第1回FISワールドカップアルペンスキーチャンピオンズカップ(ロシアを含めると第3回目)
日程:2011年1月2日
場所:ドイツ・ミュンヘン
放送日程:日本ではまだ未定
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2010年7月28日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:アルペン全般

